Mod/拡張 のバックアップ(No.20)
はじめに †
ゲームプログラム本体のバグ修正・機能強化により安定を向上させ、その他のMODを使用可能とする拡張を行うMODです。
つまりはゲームデータではなく、実行ファイルに当てるパッチといえます。
Falloutシリーズは進行不能になるようなバグも多いので、初プレイでもこれらのMODとBugFixを適用することをお勧めします。
基本的に他のMODと干渉することはないため、多くのMODで必須/推奨されます。
目次 †
ゲームフォルダ配置 †
ゲームのインストールフォルダに直接配置するため、MOD管理ツールでオフにはできません。
- FalloutNV.exeに直接パッチを当て、メモリを4GBまで使用できるようにします。
- 使い方は至極簡単。
解凍して出てきたFalloutNVpatch.exeをNVのインストールフォルダ(C:\Steam\steamapps\common\Fallout New Vegas等)に移動して実行するだけ。
万が一のためのバックアップも自動生成してくれます。
- 独自のローダーを噛ませたりするタイプではないのでSteam版でも使用可能。
- NVSEはもちろん、ENBなどもそのまま使えます。
- このパッチを当てた後はnvse_loader.exeから起動しなくてもNVSEを読み込むようになります。
- パッチを当てても4GB使えない場合はFalloutNV.exeのプロパティを開いて、互換性タブから「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れてください。
- NVの機能を拡張するライブラリ。日本語化を含め非常に多くのMODで要求されます。
- インストールは簡単で、解凍して出てきたフォルダの中にあるexeとdll、それとDataフォルダをそのままNVのインストールフォルダに移動するだけ。
Dataフォルダの中に入れたり、MO2などのMODマネージャからインストールしないように。
- 起動は"nvse_loader.exe"からしますが、上記パッチを当てて"FalloutNV.exe"から実行するほうが安定します。
- 何らかの理由で旧版を使用したい場合はこちらのArchived versionsからDLできます。
- 日本語化に加え、メモリ管理を強化します。詳しくは日本語化を参照。
- FOJP Community Forkを使っている場合、不要(後述)。
- 解凍して出てきたファイルをFalloutNVのインストールフォルダに上書きする事でインストールできます。
- 通称NVHR。4GBパッチと併用し、NVの古くてポンコツなヒープメモリ割り当て機能を置き換えて高速化します。
Windows 10で使用できなくなったNVSRのヒープリプレース機能の代替となるMOD。
- バニラではあまり効果を実感できないかもしれないが、MOD山盛りだとロード直後のカクつき解消などの効果が実感できます。
- メモリプール用にメモリをあらかじめ大量に確保するので、NVTFの bModifyDirectXBehavior を使うことを推奨されています。
ですが最新のFOJP Community Forkにはそれらと同等のメモリ消費抑制機能が搭載されているので不要です。
- ただし日本語化をインストーラで導入した場合はFOJP2(CF版より古いバージョン)が導入されてしまっているので、CF版に更新すること。
- 起動時にターミナルウィンドウが開きます。これを防ぐには、空のテキストファイルなどを「d3dx9_38.tmp」とリネームしてインストールフォルダに配置します。
- 「NVSE 5.1.4は重大なメモリ破損バグ(xNVSEでは修正済)を抱えていて互換性が無い」とのことなので、上記のxNVSE最新版をインストールすること。
- Falloutで使われている古いOgg Vorbisライブラリを最新版に置き換えます。
- メモリリーク等の不具合が解消され、長時間プレイ時の安定性が増します。
- Fallout 3や同ライブラリを使う他のゲームでも使用可能らしいです。
- TTW3.2やFNV BSA Decompressorによってもインストールされますが、バージョンが少し古いのでアップデートしましょう。
- 導入する際は必ず古いファイルのバックアップを取ってください。
推奨 †
エンジンバグの修正など行うため、インストールを強く推奨します。
- 解説
- NVSEの機能を拡張するNVSEプラグイン。いくつかのMODの動作に必須。
- 機能拡張だけでなく、ゲームのバグフィックスやその他修正も行います。
- 追加設定ファイル: Fallout.iniやFalloutPrefs.iniと同じ場所に"FalloutCustom.ini"という名のファイルを作ることで、これを第3の設定ファイルとして読み込みます。
このファイルに書き込まれた設定は他のiniの設定を上書きします。
このファイルを利用することで設定リセットを回避でき、また設定の管理がかなり楽になります。
- NVSEの機能を拡張するプラグイン。一部のMOD(主にNevada Skies)で必要になります。
- Modder向けの機能拡張だけでなく、いくつかのゲームのバグの修正も行います。
- 名前のJohnny GuitarとはNVのラジオで流れる曲の名前。全てのラジオ局で流れて耳に残りやすいのか、英語圏ではよくネタにされている(Nexusページのように)。
- 解説
- 機能拡張・バグ修正に加え、単体でもゲーム中の設定メニューからTweakを選択する事で様々な機能修正・追加も行えます。
- Optional filesからStewie Tweaks INIもインストールする必要があります。
- Mod Orgnizer 2を使用しているならば、「Stewie Tweaks INI」など別のMOD名でインストールしましょう。ゲーム中で変更した内容も保存されます。
- ゲーム中でTweakを開いたら、「Inline Vanilla functions」を有効化することを推奨します。ロード/セーブ時間短縮などパフォーマンスが向上します。*1
- Stewie Tweaks Essentials INI:バグ修正と操作性の改善だけ行うINIファイル
- Misc. Gamesetting Tweaks:ゲームシステムの変更を選択できるINIファイル
- 「ロードするesp/esmファイルの数が140個前後を超えると著しく不安定になる」というNVのエンジンのバグを修正するNVSEプラグインです。
本来の上限である255個までのesp/esmを正常にロードできるようになります。
- FPSの上昇、Stutter(カクつき)の低減、(特に多数のMODを使用している際の)ロード時間の短縮など、全体的なパフォーマンスブーストにも繋がっているようです。
- 体力バーが表示されている敵を攻撃する際にフレームレートが低下するエンジンバグを修正します。
オプション †
ゲームの進行を妨げるバグ修正をするものではありません。使用するMODに応じてインストールすると良いでしょう。
もちろんあらかじめインストールしておくのは構いません。
- MODの設定画面を統一します。通称MCM。
- 対応MODが増えていけば『設定用のキーは?』『設定アイテム紛失したorz』などの事もなくなるはず。
- 人気MODの多くが対応しており、MCMがないと設定変更できないものもあります。
- MCM対応MODが1つも導入されていない場合、ESCメニューにMod Configurationの項目は出てこないので、動作確認したい時は対応MODも一緒に導入すること。
- CTDを起こすような例外が発生した際に、ゲーム本体に戻れるよう例外を処理して強引にCTDを回避する仕組み。
- 特定のアドレス/オフセットへのアクセス違反例外を処理します。逆にそれ以外のCTDには対処できないとの事。
- 読み込みの失敗などが原因の、発生タイミングが不定期な偶発的CTDの対策に優れる。
- 一方、Modのバグなどが原因の、決まったタイミングで起こるCTDをこのプラグインで強引に回避すると、セーブデータに問題が起きる可能性があるので注意。
- NVSEフォルダーを FOSEにリネームすることでFO3にも対応
- 併用を推奨するMOD製作者が多い一方、反対する人もいます。
- 機能を拡張します。
- Optional filesからShowOff INIもインストールする必要があります。
- 照明のバグをほぼ完全に修正、更に照明の数を4倍に増やせます。
- GECKの不具合の修正や機能拡張など。様々な修正が加えられます。
- 使用するにはGECK.exeの置き換えとNVSEプラグインの導入の両方が必要です。
- GECK Power UpやGECK Power Up Forkとは同時に使えないため、インストールされているのであれば削除してください。