パフォーマンス/PC のバックアップ(No.20)

Top/パフォーマンス/PC

はじめに †

　PC版固有のゲームパフォーマンス向上策をまとめたページです。
参考: Optimization Guides

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目次 †

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基本 †

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DirectX †

DirectXランタイムの最新版を必ず導入しましょう (Wiki内の各種ドライバ&ランタイム入手先まとめ)

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設定オプション †

参考：Display mode differences
D3D9のFalloutNVは、Windows10だとフルスクリーンにするのが手頃に安定する設定です。

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VGA (共通) †

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SLI、CrossFireの注意 †

SLI,CrossFireの場合、実質的なVRAMの量は2枚のVGAのVRAMの和にはなりません。これは2枚のVGAには同じデータが読み込まれる為です
- 例えば、VRAM512MBのVGAでSLIをした場合、実質的には512MBのままであるという事です
VRAM容量を越えたデータを読み込む必要がある場合はSLI等でも当然ながらパフォーマンスの低下(1枚刺しの時と同様に)が起こります

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VGA (GeForce) †

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基本 †

ドライバも問題が無い限り最新版が無難でしょうが、使用するVGAのチップに応じたバージョン選択も考慮に入れた方が良いことが有ります

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ドライバ情報 †

どのGPUにおいても、公式の最新のドライバをお使いください。*1
こちらからどうぞ→ https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

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VGA (ATi) †

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VGA (その他) †

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サウンド関係 †

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その他のハードウェア †

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メモリ †

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HDD/SSD †

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ゲーム設定 †

.iniファイルを編集することで、様々な変更を行えます。
元々のプログラムにバグが多く、2023年時点ではModder達からはINIファイルはいじらずにNVSEプラグインなどで安定化・パフォーマンス向上を行うことが推奨されています。
編集はFalloutCustom.iniを中心に留めるほうがよいでしょう。
それでも修正したい人は以下を参考に。
各iniファイルは設定が記述された重要なファイルです。編集の際は必ずバックアップを取り、自己責任で行ってください。
Falloutの初回起動時にFallout.iniは自動生成されます。（インストール直後にはFallout.iniが無いです）
インストール直後は読み取り専用になっているので、プロパティから変更して下さい。

各iniファイルの場所

ファイル名	場所	説明
Fallout_default.ini	インストールディレクトリ	-
FALLOUT.INI	\My Documents\My Games\FalloutNV	-
FalloutPrefs.ini	\My Documents\My Games\FalloutNV	-
FalloutCustom.ini	\My Documents\My Games\FalloutNV	-
その他	インストールディレクトリ	-

具体的に何をいじればいいかは以下などを参考に。
- Fallout New Vegas Tweak Guide http://segmentnext.com/2010/11/02/fallout-new-vegas-tweak-guide/
- Fallout 3 Tweak Guide http://www.tweakguides.com/Fallout3_1.html
- (Fallout 3 Wiki JP) 攻略情報/PC/FALLOUT.INI http://wiki.fallout3.z49.org/?%B9%B6%CE%AC%BE%F0%CA%F3%2FPC%2FFALLOUT.INI

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Falloutランチャー †

ゲーム実行時に起動するランチャーのOPTIONSをクリックすると、画面の品質を設定できます。
2023年時点でのPCならばUltraを選択しましょう。低スペックであればHighを選択しても良いですが、それ未満でないとプレイできない環境ではMODなどでのパフォーマンス向上も望めません。

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FalloutCustom.ini †

MODのJIP LN NVSE Pluginをインストールすると、"FalloutCustom.ini"を編集することで本体のINIファイルに触らず設定を変更可能です。
Viva New Vegas: Custom INIの設定例を転記します。
まずはこれだけ入れてみると良いでしょう。

[Audio]
; 追加の作業スレッドを有効にし、パフォーマンスを少し向上させる。音声が途切れる場合は無効にする。
bMultiThreadAudio=1
; メモリとCPU時間を節約するためにデバッグログを無効にする。
bUseAudioDebugInformation=0
; オーディオの問題を減らすためにメモリバッファを増やす。
iAudioCacheSize=8192
iMaxSizeForCachedSound=1024

[BackgroundLoad]
; ファストトラベル時に強制的にセルをアンロードしてメモリ使用量を減らす。
bSelectivePurgeUnusedOnFastTravel=1
; 複数のNPCをロードするときのもたつきを減らす。
bBackgroundLoadLipFiles=1

[Controls]
; マウスアクセラレーションを無効にする。
fForegroundMouseAccelBase=0
fForegroundMouseAccelTop=0
fForegroundMouseBase=0
fForegroundMouseMult=0

[Display]
; フルスクリーンモードを有効にする。
bFull Screen=1
; 最高品質のテクスチャを強制し、それ以下に設定した場合のゲームのクラッシュを防ぐ。
iTexMipMapSkip=0
; 基本FOV
fDefaultFOV=75.0000
; 一人称のFOV
fDefault1stPersonFOV=55.0000
; Pip-Boyと端末のFOV
fPipboy1stPersonFOV=47.0

[General]
; セルのアンロードを高速化し、メモリ使用量を減らす。
bPreemptivelyUnloadCells=1
; マルチスレッドAIを有効にする。
bUseThreadedAI=1
iNumHWThreads=3

[Grass]
; 草の描画距離を長くする。
fGrassStartFadeDistance=11200

[PipBoy]
; Pip-Boyが点灯時に開くときに、ちらつく事を修正する。
fLightEffectFadeDuration=400

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設定編集ツール †

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BethINI †

最適設定から自動バックアップ機能まで含め、INI編集ツールとして2023年時点では最も評価されています。
最初にこのプリセットを試してみると良いでしょう。
「Basic」タブの「Recommended Tweaks」にチェックを入れ、PoorからUltraまで好みのPresetsを選択しましょう。
- 2023年のPCならば、Ultraでも問題なく動作すると考えられます。
- 「Allow 3.0 Shaders」にチェックを入れた場合、手動で有効化する必要があります。参照
「Setup」タブでMod Organizer 2のパスを設定した後は、「INI Path」から各プロファイルのINIを選択できます。
「Interface」タブの「General Subtitles」にチェックを入れれば、最初から字幕がすべて表示されます。
Save and Exitボタンを押すと保存され、同時に未使用設定の削除とソートが行われます。

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New Vegas Configator †

.iniの内容、オプション設定をUI環境で設定できる。
グラフィック系の設定はイメージ画像が表示されるため、設定ごとの効果がわかりやすい。また、プリセットの保存なども可能。
自分で.iniを編集するのはなんだか心配…な人にお勧め。一応バックアップはしておきましょう。

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FNV TweakINI Ver 1.7 †

てぽどん氏が簡単にFALLOUT.INIを編集できるツールを提供しています。
ゲーム一般
- ゴア表現の詳細設定
- EssentialNPCの属性変更
- マップ境界突破設定
UI
- FOV設定
- pip-boy画面サイズ設定
- ターミナルの画面サイズ設定
- コンソール表示位置
- ウィンドウ表示位置
グラフィック
- Shader3.0設定
- 垂直同期
- 雑草設定
- 遠景設定
ハードウェア
- メモリ設定
- HDDキャッシュ
- 先読み設定
- CPU設定
その他
- マウス加速修正
- MOD設定
- 顔テクスチャ設定
- Fallout NVフォント設定
MOD関連
- Simple Street Lights MOD設定

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INIファイルの設定項目 †

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FOV (視野角) †

Field of Viewのデフォルトは75となっており、これを5:4のモニターの値とした場合の各アスペクト比の推奨値がPCGamingWikiにて提案されています。
一般的なフルHD(1920x1080)なら105.3、Steam Deck(1280x800)なら95.2となります。
モニターのアスペクト比 FOV値

4:3 79.9000

16:9 105.3000

15:9 99.0000

16:10 95.2000

21:9 80.0000

falloutCustom.iniに記載することでも、FOVを設定できます。基本的にfDefaultWorldFOVを変更するのが安定するでしょう。

モニターのアスペクト比	FOV値
4:3	79.9000
16:9	105.3000
15:9	99.0000
16:10	95.2000
21:9	80.0000

[Display]
; 個別に指定していないFOVに影響するデフォルト値。ゲーム開始時にのみ有効
fDefaultFOV=75.0000
; 一人称視点での武器や手の大きさ
fDefault1stPersonFOV=55.0000
; Pip-Boyやハッキング、ロックピックなどの視野。
fPipboy1stPersonFOV=47.0
; 一人称/三人称での視野。ゲーム中に変更できる。
fDefaultWorldFOV=75

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シェーダー3.0 †

GeForce6シリーズ以降とRADEON X1x00シリーズ以降では、シェーダー3.0をオンにすると2～3ほどFPSがあがるという報告があります。
同時に多数のMODはシェーダー3.0を想定しておらず、有効にしないほうが良いという意見もあります。

bAllow30Shaders=1  (デフォルト 0)

ただしこれだけではシェーダーパッケージが有効にならないので有効にするために以下の操作をします。
- 一度Fallout New Vegasを起動→終了する。
- Fallout.iniと同じ所にある RenderInfo.txt の中の Shader Package の値を確認。
- Data\Shaders\shaderpackage0??.sdp (??は上記の Shader Packeage の値)を適当にリネーム(後ろに.bakを付ける等)
- Data\Shaders\shaderpackage019.sdpをコピーし、上記Data\Shaders\shaderpackage0??.sdpにリネームする。

shaderpackage019.sdpをshaderpackage001～018.sdpにコピーしたMODを作っても良いでしょう。
空が真っ黒になる症状が出た場合、HDRを有効にすると改善します。
Bloomを有効にしてる方は、一度HDRを有効にしてからシェーダー3.0を有効にする。
その後、Bloomに戻すと空が真っ暗になる不具合が出ないとの報告もあり。

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外部ツール †

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DXVK †

導入ガイド
Direct3D 9-11 を Vulkanで代替させるライブラリ。
D3D9より効率的なため、Vulkanに対応するビデオカードならばFPSが向上する。
ビデオカードはGPU-Zで確認可能。wingetでもインストール可能。
```
winget install TechPowerUp.GPU-Z
```
なおSteam DeckなどのLinuxでは基本的にDXVKを使っているため、手動で導入するメリットはない。

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FPSリミッター †

導入ガイド
ゲーム中のFPSを制限し、パフォーマンスを上げるツールです。以下から選びましょう。
- Special K
- RivaTuner Statistics Server
- nVidia/ATIドライバーの機能